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Jul

5

Wed

『“きもちいい”について幾つか思ったこと』

PeaceGardenでのお仕事も三週目に突入します。
そこで、このお仕事期間中に感じたことを
わたくしみほが、角波商店の妻として綴っていきます。

"きもちいい"について幾つか思ったこと

_「きもちいい」って……?

きもちいいって、なんだろう。
どこがどうなると、そう感じるんだろう。
わたしは(あなたは)、
どんなとき、きもちいいのかな。

例えば、朝方飲む一杯のお茶。
珈琲、紅茶、番茶など、起きぬけの気分で選んだお茶は、
その日はじめてカラダに流し入れるものになります。

お茶をすすりながら、心身と、周辺世界の静かなときを感じます。
そして太陽の昇り立ての空気を、おなかにたっぷりと吸い込みます。
そんな心おだやかな時間は、わたしにとって大切なものです。
(朝ごはんや夫のお弁当をつくっていると多少、台所はガシャつきますが、
そばに置いてあるお茶をすすると、また心は静かになるんです)

だからわたしは、朝お茶をすするのがすきなんです。

“すきなことをしてきもちよくなる時間”
を、こんな風に日々色々な形でもつようにしています。

_「きもちいい」って、「すき」ってこと

PeaceGardenでパンをつくるさやちゃんは、
「パン生地をこねているときがすき」と言っていました。
こねているときの彼女の所作は、ふしぎと見飽きません。
赤ちゃんや犬猫を見ているときのような、ふっと心緩む気分になるんです。
当のパン生地は、きもちよさそうに空気を含み、ぷっくりと膨らんでいきます。

(「きもちいいって、”すき”ってことか……」)
すきなパンこねをして、きもちいい時間をすごすさやちゃん。
なるほど、だからさやちゃんのパンは、おいしいんだな。

それは世のおかあちゃんが握る、塩おむすびに近いものがあります。
シンプルな作業、シンプルな所作、だからこそシンプルなパンがうまい。

(「きもちいいって、”すき”ってことだ」)
(「これ、ことばにしたら身もふたもない事柄だな……」)
そんなことを思いながら、PeaceGardenのキッチンに入り、
店舗の本棚作りをした、6月後半の二週。

_「きもち」に気づく「びっくり」

もしかしたら、
“すきなことをしてきもちよくなる時間”を極めたら、
「きもちよさ」の部分だけそっくりと
他人にも伝染しうるのかもしれない。

新たにそんなことを思いました。

ひとりよがりでない、きもちよさ。
でも、自分の心で確かに感じる、自分だけのきもちよさ。

自分のきもちいいを知り、他人と共有できるのだとしたら、
「みんなできもちいい」を共有していたいなぁ。
それって、どんな状態だろう。

人のきもちは、日常に嫌というほど転がっています。
つまずいてみたり、拾いあげてみたりしながら、
「わたしと近いものがある」
「ぼくには理解し難いけど、新しい価値観」
「いろんな世界があるなぁ」
なんて、びっくりしながら相手を尊重してみるのもまた、
自分の「きもちいい」を磨くきっかけになるかもしれない。

大人になると、「びっくり」すること自体を
いつの間にか恐れるようになる、のかもしれません。
大人になったから驚いちゃいけないなんてこともない、
完璧でなきゃいけないなんてこともない。

なのに大きくなると、世の中のことや生き方、
自分のことすらも知ったかぶってしまう。
(当のわたしもそうです)

新しい驚き(他人のきもち)がやってきたら、
まずは素直にびっくりすればいいんじゃないかな。

自分の「きもち」にびっくりする。
相手の「きもち」にびっくりする。
簡単なようで、奥が深く、小難しいようで、単純。
きもち(心)は目に見えないけれど、きっと、
見ようとする人には見えるんだと思います。

驚くことは、自他の「きもちいい」に気づく、一つの方法かもしれない。

そう思った、7月はじめの一週でした。

誰かの「きもちいい」に引っかかればいいな、という想い(エゴ?)とともに、
今月も仕事場PeaceGardenにて、本棚を整え、カフェ仕事にいそしみます。

※7月の私の滞在日は、金•土の10〜15時までです。(16日はいません)

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PeaceGarden @PeaceGarden.Pankoubou
7月のパン販売/カフェ営業日
金•土•日 7:30〜15:00まで
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